日ごろから、当会の事業にご理解とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。医療互助事業については、その健全性を維持するため、専門家に財政状況等の分析を委託し3年ごとに事業の内容を見直しています。令和2年度の分析の結果、毎年度の療養補助金額が増加し、事業収支に損失が生じているため、療養補助金の給付内容等を見直す必要があるとの指摘を受け、令和3年10月から療養補助金等の給付内容を次のように改めますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
1 療養補助金の給付額に年間上限額を設けます。【療養補助金給付期間中の会員】
療養補助金の年間給付額の上限を25万円とします。
71歳年度から75歳年度末までは15万円とします。
4月から翌年3月受診分を1年間とします。
令和3年度は、10月受診分から翌年3月受診分までを、上記の上限額とします。
2 平成26年度以前に加入された(旧制度)会員の方について次のとおり変更します。
(1)療養補助金
令和3年10月受診分から、受診月・医療機関及び処方箋による調剤ごとに「医科・歯科別」、「入院・外来別」に分け、1ヶ月単位でとりまとめ、保険適用分合計額から2,000円を控除し100円単位で給付します。
(令和3年9月受診分までは今までどおりに給付します。)
(2)療養補助金の給付期間
給付期間を70歳の誕生月(1日生まれは前月)月末から、その年の年度末(4月1日生まれは前年度末)までとします。
給付期間を希望により75歳まで延長できるものとします。ただし、特別追加金の納入が必要です。延長手続きは、70歳の年度時にご案内します。
令和3年9月までに70歳になる会員(昭和26年4月2日~昭和26年10月1日生)には別途ご案内します。
(3)長寿祝金
77歳、88歳、99歳に給付します。
70歳の長寿祝金は廃止となります。ただし、令和3年9月までに70歳になる会員(昭和26年4月2日~昭和26年10月1生)で、年度末までの延長を希望しない方には、70歳長寿祝金(3万円)を給付します。
(4)健康祝金
① 70歳の年度末までの間「療養補助金」が無給付だったときに7万円を給付します。
② 75歳の年度末までの間「療養補助金」が無給付だったときに10万円を給付します。
※どちらか1回です。
3 療養補助金以外の給付についても、2ヶ月に1度の振り込みとします。【医療互助会員全員】
これまで、健康祝金・長寿祝金・人間ドック補助金・退会一時金は、請求書を受理した月の翌月末日の振り込みでしたが、療養補助金と同様に2ヶ月に1度(奇数月)の振り込みとなります。
7月発行予定の広報紙ふれあい133号にも掲載します。また療養補助金給付期間中の会員へは、医療互助規程の改正についての通知を別途お送りします。
医療・貸付班
TEL:045-681-3054(平日8:30~17:15)
FAX:045-201-9778(24時間受付)
MAIL:jigyo@kyo-fukushi.or.jp